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攻めは飛車角銀桂守りは金銀三枚

ITとアコースティックギター、そして日常のひとこま。

歯医者に120万使ったけど全部治らなかった話

健康
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もうかなり昔。私がまだ中学生だったころ。

 

小学生のころに近所の歯医者で「むちゃくちゃ痛い」ことされて、それ以来歯医者は嫌いである。

毎回、おばさん先生が口の中に尖った金属入れて「痛い」と言っている歯にゴリゴリそれを押し込んで、

泣き叫んでも「男の子がこれくらいで泣くんじゃない!!我慢しろ!!」なんて言われながら、歯を削られた。

思いだしてももう2度と歯医者はイヤである。

 

そんな中、毎年学校である歯科検診に当然ながら引っかかる。

永久歯ももう虫歯だらけ。

虫歯が痛くて顔がはれ、学校も休んでも歯医者だけは行きませんでした。

 

親父激怒

しかしながらとうとう親父が激怒しました。「痛くて学校休んでるのに歯医者にも行っていないとはどういうことじゃ!!」と。

結局、親父の知り合いの歯医者に頼んで、そこへ通う事になりました。

(親父は怖かった。当時の私は逆らえませんでした。)

 

しぶしぶ歯医者に行って名前を告げると「お父さんから聞いてるよ。大丈夫、痛くないよう麻酔してやるから」とやさしい笑顔。

ちょっと安心して口を開けていると、看護婦さんがやさしく「今から先生が麻酔するからねぇ、ちょっとチクっとするけど大丈夫だから」と。

なんとその看護婦さんがめっちゃ綺麗。一瞬で当時の私は恋に落ちました。(笑)

 

そこからレントゲンとったり、歯型とったりして1回目の治療は終了。

 

先生が付き添いで来ていた母親に色々と現状を説明している。

漏れ聞こえて来たのは「もう少し早く来てれば歯も残せましたが、ああなっては奥歯は残せません・・・」とか

「結構治療には時間がかかる」とかネガティブ情報ばかりです。

 

そりゃそうです、何年も放置しているのですから。

 

でも中でももっとも衝撃的だったのが「お子様もまだ中学生。人生は長いのでできれば保険で入れる歯よりも金歯にした方がいいです。」と。

理由はなんかたくさん言ってましたが「金歯」という響きがあまりにも衝撃で良く覚えてません。

だって「金歯」ってその時は「おじいさん」のイメージがあって、14歳の若者には受け入れられませんでした。

 

歯医者を出て帰りの電車の中では母親はずっと無口でした。

「あぁ、やっぱり金歯は若者にはむごい」ということなんだろうな、ショックで黙っているのかと。

 

 

その夜、父親が帰宅し「歯医者どうだった?」と母親にいうと突然「どうしたらいいのかわからない」と涙ぐんでます。

わたしは「えぇ〜そんなショック?」と思いましたが、母親の次の言葉の方がショックが大きかった。

「治療費に全部で120万円要ると言われた。そんなお金ないけど将来考えたら治してやりたい。どうしたらいいのか・・・」と。

え?120万円?中学の私にはその大きさが良くわかりませんが、とてつもなく高いことはわかりました。

それで「無口」になったのね。

父親は「お金はなんとかするから治してもらえ」とだけ言って黙ってしまいました。

 

その日の夕食は肉団子でしたが、あまり味も覚えてません。

 

 

結局120万円を90万円に負けてもらって治療してもらいました。

一部は親知らず生えてからという事でしたが、そのまま歯医者やめたので、全部は治してないです。

 

現在は治してもらった奥歯2本の金歯は健在ですが、その他で詰めてもらったものはいつの間にか取れて飲み込んでトイレに流れて行ってしまいました。

もったいな〜。

結構な親不孝です。それ以来歯医者も行ってません。もう諦めてます。