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攻めは飛車角銀桂守りは金銀三枚

ITとアコースティックギター、そして日常のひとこま。

救急車の付き添いは質問攻めで大変です

よもや話
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もう5、6年前のこと、思わぬ形で救急車の付き添いに乗ることになりました。

メンバーが突然倒れる

それは残業時間に入ってすぐの19:00ごろ、突然、前の席に座っていたメンバーが「ふーっ」と倒れました。
本当に「静かに」。

リーダが「まずい、救急車呼べ」と後輩に指示を出して、みんな「動かすな」、「大丈夫か?」と口ぐちに叫びちょっとしたパニック状態に。

私はリーダーから指示を受け、ビルの1階で救急車の到着を待つことに。

救急車到着

どれくらいの時間が経ったのだろうか、とても長く感じましたがやっと救急車が到着。

隊員の人たちを事務所へ案内しながら状況を説明。

病院に搬送することに

当然ですが、病院への搬送することになりました。
そこでリーダーから「お前、一緒に救急車乗って行ってくれ」と言われ、とりあえず自分の荷物と、メンバーのカバン、靴、携帯を持って一緒に救急車に乗り込みました。

なかなか出発せず

テレビドラマの中では救急車乗せたら速攻発車するのかと思いきや、そこから「受け入れ病院」を探すのです。
まぁ冷静に考えればそうですね。目的地決まらないのに出発はできません。

そこからまた数分、隊員の方が病院に電話して幸い1軒目の病院で受け入れ可能ということで、やっと出発。

そこからが大変

いよいよ出発するとそこからが大変。

隊員:「お名前は?」
私 :「色白おばけです。」
隊員:「年齢は?」
私 :「43歳です。」
隊員:「住所は?」
私 :「〇〇県・・・・」
隊員:「病人さんのですよ?」
私 :「あ、すみません。」
隊員:「お名前は?」
私 :「XXXXXです。」
隊員:「年齢は?」
私 :「え~私より4つか5つ上だと思うのですが・・・」
隊員:「生年月日わかります?」
私 :「いえ。」
隊員:「住所は?」
私 :「さぁ、駅は確か〇〇駅って言ってましたが・・・」
隊員:「ご家族への連絡先わかりますか?」
私 :「いえ。わかりません。会社に電話すればわかるかもしれませんが・・・」
隊員:「じゃあとで会社に問い合わせもらえますか?」
私 :「わかりました」

そんなメンバーの生年月日や住所まではしらんよ~。
しかも今は携帯の時代。家の電話番号すらわかりません。

無事病院到着

そんなこんなで病院に到着しました。
本人は何かを言おうとしているようですが、口が自由にならない模様。

で、今度は看護婦さんからの質問攻め。
看護婦:「お名前は?」
私  :「XXXXXです。」
看護婦:「年齢は?」
私  :「わかりません、会社に電話して聞いてみます。」
看護婦:「お願いします。それとご家族に連絡を。」

わたしは会社に電話をし彼の連絡先等を聞こうと思いましたが、もうすでに定時を過ぎていたので総務部は誰もいない。
これではわからない。

看護婦さんと隊員さんと相談し、先生が「仕方ない、彼の携帯あります?あればそれを見て奥さんに電話しましょう」と。

ナイス提案。
早速携帯を出したのですが・・・つ、使いかたがわからない。

あまり覚えてないのですが、なんか普通の携帯じゃない。
今でいう「スマホ」みたいな。
でもそのころ「スマホ」はなく今から思えば「BlackBerry」ってやつじゃなかったのかなぁ。
隊員さん、先生、私、ちょっとお歳の看護婦さん、誰も操作方法がわからない。

こ、困った・・・。
すかさず一番若い(そう見える)看護婦さんに「これ使えます?」って隊員さんが訊くと「あ、はい」と。
無事電話帳が出てきた。

で、ここでまたもや問題が。
奥さんの名前がわからない。

もしいっぱい女の人の名前があって下の名前だけしか登録されていなければ、もうお手上げである。
奥さんの名前もしらん。

祈りながらその人の苗字まで進めると「XXXX」と苗字が同じ女性の名が。

「これでしょ!!」ということで隊員さんが電話。

ビンゴです。奥さんでした。
ちょっと遠くにいるので2時間くらい病院に来るまでには時間がかかるようですが、とりあえず向かうとのこと。
あぁ、よかった。

奥さんが来るまでの時間が長い

中が見えないしわからないのですが、多分懸命の治療が行われているであろう部屋の前で、ひとりじっと椅子に座って奥さんを待つ。


その時ちょっとイヤな想像が・・・「もし、奥さんが来るまでに『亡くなりました』なんて言われたらどうしよう」と。
いや、万が一そうなってもどうしようも無いのだけれども、やっぱりそれは困る。

「た、頼んだぞ奥さんが来るまでは、なんとか頑張ってくれ」とずっと祈ってました。

実際は命は取り留めて奥さんも1時間半ほどで来られたので、そういった意味では最悪の結果は免れた。

彼はその後、無事退院しリハビリを頑張っているようだ。


でも、救急車の付き添いがこんなに大変だとは思わなかった。

あとがき

あともう一つ。
奥さんに引き継いで、さぁ帰ろうと思った途端に気がついた。
「俺は今どこにいるの?」と。

来るときは救急車で来たし、自分もちょっとパニック気味だったので、通った道なんで覚えてない。
しかも外はもう夜で真っ暗。

恥ずかしいけど看護婦さんに「すみません、ここはどこですか?」と聞きました。
看護婦さんは優しく微笑みながら「〇○駅の近くです。病院を出て左に行くと数分で駅があるので、すぐにわかるとおもいますよ」と教えてくれました。

うん、いつでも「冷静」にいることは、とても大事。
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