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攻めは飛車角銀桂守りは金銀三枚

ITとアコースティックギター、そして日常のひとこま。

「聖の青春」を読了。天才棋士「村山聖」の生涯

将棋
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時間がかかりましたが、「聖の青春」を読了しました。
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将棋ファンでない方はあまりご存じではないかもしれませんが、「村山聖」という天才棋士がいました。

「いました」と過去形になっているのが残念なのですが、彼はもうこの世にはいません。

5歳の時に腎臓の難病であるネフローゼを患い、そこから何度も入退院を繰り返します。

その病室で「将棋」と出会い没頭していきます。

後に、史上最年少で名人位を獲得した谷川浩司1983年、当時21歳であった谷川浩司が名人のタイトルを獲得しました。
をの姿を見て村山聖も「名人位獲得」を夢見、将棋棋士を目指します。

森信雄七段に弟子入りし紆余曲折を経てプロ入りします。

プロ入りした後も何度も体調不良に陥り、幾度となく不戦敗を喫しながらも「東の羽生、西の村山」と称されるほどに勝ち進み無事、名人への挑戦者の資格を得ることができる「A級」に昇格します。

しかし残念ながら1度の「A級」陥落を味わい、その後「A級」に復活するも最後はガンに倒れます。
29歳という若さでこの世を去りました。

こういったことに「もし」はありませんが、彼がもし健康で存命していれば羽生名人の数々の記録のうちいくつかは、達成されていないものもあるのではないかと思います。

この本には「将棋の棋譜」はほとんど出できません。
「村山聖」という人間の生きざまを感じ取るには将棋を知らなくても十分可能だと思います。

もう10年以上前に出版され、映画化もされてる書籍ですが、一度手に取って見てはどうでしょうか?

聖の青春 (講談社文庫)

聖の青春 (講談社文庫)