巷では毎日のように報道されている高齢者による自動車事故。
原因のほとんどが「老化」による運転ミスが主な原因かと。
わたしの親父も70代中盤。そろそろ運転させるのも怖い気がするので、日曜日に実家に出向いて「運転免許返納」を迫ってみました。
テレビで観る「高齢者」と同じ反応
回りくどい言い方をしても伝わらないので「危ないから返納したら?」とストレートに言ってみた。
すると反応はテレビなどで高齢者の方が受けているインタビューの答えとほぼ同じ反応。
- まだ自分の運転は大丈夫。(若いもんには負けやせん!!)
- 足の悪い娘(わたしの妹)の駅までの送迎を誰がすんねん。
- 年老いた夫婦が買い物に出ると重い荷物は持って帰れん。
- たまに行く仕事の道具(親父は大工)を電車では持って行けない。
- 孫(わたしの子供たち)に会いに行くのに不便。
確かに妹も病気で足が悪く、わたしは離れて住んでいるので毎日のようには行ってやれないし、親父たちのにも当然生活があり、その中で「車」は確かに必要。
でも「事故」を起こしてからでは遅いんだよ・・・。そこで説得すること1時間。
最終的には今の免許の有効期限が切れたら更新はしない(返納)ということに一旦はしました。(あと1年くらいあるけど・・・)
孫たちに会いに来るのはわたしが運転手して子供達を連れていくか、迎えに行くと。
大きな買い物がある時はわたしが週末にでも行って買い物を手伝う。
できるだけ車乗らないようにするとうことにしました。
対策はないのか?
本当は運転免許が無くても生活に困らない即効性の対策があればいいのでしょうけど、やっぱり難しい。
法律で取り上げるのは簡単かもしれない。でもそのあとも「高齢者」の生活は続いて行くわけで、身体も弱って行き自由に動けなくなっていく方向でしかないので「足」がいきなり奪われるのも忍びない・・・。
できれば
- 高齢者の人は「自動ブレーキ」が付いた車にする
- 高齢者の人は「ミッション」の車にする(急発進が難しい?)
- 食料品や日用品の宅配を安く、年寄りでも簡単に扱えるようにする。(ネットなんて使えない人の方が多い)
と言っても「じゃあ車、買い替える」とはならないよ・・・国が補助金出すとか「自動ブレーキ」を後付けできるような仕組み開発するとか・・・。
あと1年ほど、何事も起きないように・・・難しい問題ですね。